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水に関する用語集
                    

ダイオキシン(だいおきしん)
ポリ塩化ダイオキシン類とポリ塩化ジベンゾフラン類の総称で、焼却や化学製造の際に生成されてしまう。発ガン性、催奇形性などが問題となり、規制対象物質となっている。

堆積物(たいせきぶつ)
冷却水では冷却塔で周囲から巻き込んだ土砂や剥離スケール、金属の腐食生成物、微生物の死骸などが存在する。これらは低流速部に堆積し堆積物(スラッジ)となる。堆積物(スラッジ)は堆積物下の腐食の原因やレジオネラ属菌の温床になることもある。
大腸菌群(だいちょうきんぐん)
水の汚濁指標の一つで、ふん尿等に存在する病原性腸管細菌を間接的に検出する指標。 検査法が比較的容易なため指標に採用されてる。大腸菌自体は、無害なものが多い。 平成16年4月1日施行水道法改正で、測定方法が変更となり名称も「大腸菌」に改められた。水道水基準では、「検出されないこと」となっている。

濁度(だくど)
水の濁り度合いの指標で、カオリンという物質が1mg/l含まれる濁り度合いを1度と規定している。濁度は、たとえば土壌からの浮遊物質(シリカ、微生物など)や溶存物質(有機物など)の混入で上昇する。水道水基準では、「2度以下であること」と規定されている。濁度2度の水は、肉眼では濁っていると見分けがつかない程度である。
脱イオン水(だついおんすい)
イオン交換樹脂を用いて溶存イオンを除いた水。これを純水と呼ぶことが多い。

脱塩水(だつえんすい)
広義では溶解塩類を除去した水をいい、狭義では無機酸(鉱酸)並びに中性塩類を除去した水を言う。慣用的に、これを純水と呼ぶことが多い。

脱窒(だっちつ)
排水処理で、バクテリアの働きにより分解生成した硝酸イオンを、更に嫌気的環境下で還元し、気体の窒素として大気中に放出させる方法。

超純水(ちょうじゅんすい)
一般に抵抗率10MΩcm以上で、微粒子・生菌・パイロジェン・溶存酸素などの不純物を極限まで除いた水のこと。

DO(ディーオー)
溶存酸素(Dissolved Oxygen)の略。水中に溶け込んでいる酸素のことで、これが少なくなると、魚が苦しくなり水面に浮上することでおなじみ。 排水処理では微生物活性を左右する大切な管理指標であり、またボイラ水処理では、腐食因子として重要な管理対象になっている。DOが水温により大きく変動することは意外に知られていない。

電気伝導率(でんきでんどうりつ)
相対する電極間にある溶液がもつ電気抵抗の逆数数値。平たく言えば、水の電気の流れ易さをいう。純水は電気伝導率が低く電気が通りにくい。逆に不純物の多い水では電気伝導率は高くなる。電気伝導度、導電率とも言う。


透視度(とうしど)
湖沼や海などの着色や濁り度合の指標。透視度計の底の印(太さ0.5mm、間隔1mmの複十字)が読める水の深さ1cmを1度として表わす。

透明度(とうめいど)
湖沼や海などの透明さを示す指標。水中に目印(直径30cmの白色円板)を沈めてゆき、見えなくなった深さ(m)で表わす。

トリハロメタン(とりはろめたん)
メタンのハロゲン化合物(4種類)の総称。発ガン性を指摘され、さらに水中の有機物と塩素剤が反応して生成するため、その水処理が課題となっている。

ドレン水(どれんすい)
ボイラ蒸気が熱を失って凝縮した水のこと。蒸気凝縮水の慣用的な言い方。


ナショナルトラスト(なしょなるとらすと)
住民が基金を出し合って自然環境や歴史的構造物などを購入管理し保全するための活動。

ナチュラルウオーター(なちゅらるうおーたー)
特定水源から採取した地下水をろ過と加熱のみで処理したもの。

軟水(なんすい)
硬度の低い水をいう。日本の水道水は、世界レベルでは軟水になる。ボイラ水処理では、硬度が1mg/L程度より少ない水を軟水と呼ぶ場合が多い。

濃縮度(のうしゅくど)
水中の溶質濃度が、補給水や原水などの基準水と比較して、何倍になっているかを示す数値。ボイラや冷却塔では水だけが蒸発するため、塩化物イオンやカルシウムイオン等の溶質は系内に残り濃縮が起こる。水の重要な管理指標の一つ。